nach meiner Meinung

「わたしの意見では」。主にジェンダー領域に関わるような話を、学問レベルには足りないくらいのところで書いていきます。

ちょっと脇道、ほんとのはなし 非モテと普通の境界上

実際のナツメさんてどうなのよ

という興味を持っていただいているかどうかはわかりませんが、
わたしはこの記事

frogfrogfrosch.hatenablog.com

や、この記事

frogfrogfrosch.hatenablog.com

で、散々、自分がいかにモテず、惨めな半生を送ってきたかということを切々と綴ってきました。
これは、嘘ではないのです。わたしの主観でみると、こういう世界が展開されていた。少なくとも、24歳までは。
なんですが、まあ、おかげさまで脱処女もできまして、その後の人生のことも加味するとすれば…まあ、ちょっと誇張して書いている、と言えるかもしれない
いや、遡って、それ以前も、もしかするとほーんのちょっと誇張して書いているかも…。

ということで今回は、実際どうなの、というところと、なぜその事実がわたしにとって歪んで認識されてしまうのかという部分をさらっと書いてみようかと思います。

 

本当は、ナンパは2回、痴漢は1回だけされています

ナンパや痴漢すらも避けて通る気持ち悪い見た目の女、という自己認識を、高校終わり頃~大学生くらいにかけて強固にしてしまったのですが、それよりずいぶん後、アラサーに突入せんとする最近になって、自分の実際と、この自己認識がずれてきてしまいました。
これ、ナンパとか、される前は、「可愛い女の子」がされるもんだと思ってたんですが、自分がいざされると、その認識が180度変わる。
「ブスで年増でバカそうだから、ちょっと可愛いって言ってやればすぐほいほいついてくるだろう」と思われているに違いない! と思うのですね。

いや、ナンパが全員そうだとは思ってないですよ。可愛いからしょっちゅうナンパされて困ってる女の子だっているでしょう。
でも、相手がわたしですよ。
「番茶も出花」と言われる18歳の頃ですら、男から見向きもされず、指一本触れられなかったナツメさんですよ?
そんな女に声掛ける理由なんて、それくらいしか思いつかない。

ていうか、多分、ナンパじゃないと思ってるんですよ。
ナンパを装った、キャッチとか、詐欺なんだと思うんですよね。
歳取って、金を持ってそうになったから、それでブスで可哀そうな感じがするから、すぐだまして金をむしり取れそう、って思われるようになったのかなと。

そう思うとですね、むかつくんですよ。非常に。
ブスだからってバカにしやがって! という思いで胸がいっぱいですよ。もう。

ちなみにこのパターンで、さらにバカにされたパターンがこのあいだありまして、それがウェディングドレスのショーモデルのスカウト。
最終的に、「○日だったらまだ空きがあるから出してあげられる」って言われましたからね。舐めすぎだろ。てめえがわたしに頼んでんじゃねえのかよ?ああ?

わたし、こうは言っても、自分のことそこまでブスとか思ってないんですよ。普通。ごくごく普通。せいぜい中の下ですよ。どこにでもいる。つまんない中肉中背ですよ。
そこまでバカにされる筋合いはねえと思うんですがね…なんなんすかね…。

 

24歳以前のいろいろとなかったことにしていること

「番茶も出花」と言われる18歳の頃ですら、男から見向きもされず、指一本触れられなかった、とさっき書きましたが、まあ、これも誇張です、すみません。
これは前もちょろっと書きましたけど、大学入ってすぐ、同じサークルの男の子に一目ぼれされたことがあります。
その子にはまあ、指一本くらいは触れられてはいます。
とはいえ、こないだ言ったように、直後に別の子と付き合っていたので、まあ、誰でも良かったんでしょうよ。
その後も、なんかわたし、一瞬Twitterモテ期みたいなのがあって、Twitterで趣味関係で知り合った男の子とかも居ないでもなかったんですが、まあ、進展はせず。わたしにその気もなかったのですが…。
みたいなことは、相手には悪いですが、「ノーカン」になってるんですね、わたしのなかでは。
なんか、なんだろう、セックスに至らなかったからなのか、うーん、なんか、誰でもよかったんだろうなあと思うからなのか…。

 

地獄の非モテクイーンではないけれど

まあ、そんなこんなで、性的、及び、性的な欲求に結びつくような異性との交流と言いますか、それが、生まれてこの方26年間、ゼロだった、というというわけではないのです。実は
とはいえ! とはいえですよ。
非モテには違いないですよね、上の経歴。
全く自慢にもならない。
ナンパのくだりに関しては寧ろ恥ずかしいくらい。
だったらされないほうが良かった、ような気もします。
いずれにせよ、惨めには変わりないなあ、とか…。
全く何もない、本当に性的接触ゼロの「完全なる非モテ」と、「普通」の境目のあたりに立っているような感じです。
キャラクターとしては、「完全なる非モテ」の方が、強いんですよ。
これまでそれで来ちゃったので、いまさらモテても…いや、モテられるもんならモテてみたいですけど、もう、ネガティブに捉える癖がついてる。
ま、まんまん万が一、相手が本当に、好意で言ってくれてるんなら、それを突っぱねてしまうのも悲しい話ですよね。
非モテ」として、「非モテ」が生きられないこの社会の生きづらさを訴えたいという気持ちは多分にあるのですが、今生きている自分はそれと切り離して、もう少しこう、楽にね、なれたらいいのになと思います。
とはいえ、自分を棚に上げた文章は面白くないとも思いますし…ジレンマですね。
これからもしばらくはその立ち位置を模索しながらやっていこうかなと思います。